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旅行好きの35歳から64歳、「増税は旅行予算に影響していない」が7割

トラベルズー・ジャパンが日本の登録読者を対象に実施した夏休みの旅行に関する意識・動向調査で、アラフォー(35歳~44歳:40代)、アラフィフ(45歳~54歳:50代)、アラカン(55歳~64歳:60代)の各世代の7割以上が夏の旅行を予定していることが分かった。各世代の約5割が国内旅行を予定しているが、海外旅行の割合が23.5%~30.0%と昨年よりも拡大。「国内・海外両方」は50代の21.5%(前年:9.3%)を筆頭に、40代で20.6%(同:10.3%)、50代で15.0%(同:1.2%)と、大幅に伸びている。

旅行の予算については、「消費税が8%に増税となったことで今年の予算を切り詰めようと努力したか」との問いに、40代は71.9%、50代は65.4%、60代は65%以上が「いいえ」と回答。旅行費(現地での土産代・小遣いは除く)も前年に比べて増加傾向になっており、国内旅行では「3万~5万円未満」の割合が各世代で3割超に拡大。「5万~7万円未満」も50代で3.5ポイント増の16.5%、60代では4.6ポイント増の22.1%に拡大している。

さらに海外旅行は、前年の最多価格帯が各世代で「5万円未満」だったが、今年は40代で13.6%(27.3ポイント減)、50代で10.4%(21.0ポイント減)、60代で1.8%(27.3ポイント減)と大幅に縮小。代わりに40代では「5万~10万円未満」と「10万~15万円未満」がそれぞれ27.3%に拡大したほか、50代では「5万円~10万円未満」が29.9%、60代では「10万~15万円未満」が21.4%に拡大。50代と60代では「15万~20万円未満」も15%以上になるなど、海外旅行は全体的に大幅な増額傾向となっている。

旅行の目的については、国内旅行は食事と温泉が各世代でトップ2となった。海外旅行は40代と50代は1位がリラクゼーション、2位が食事。60代は1位は買物、2位は史跡めぐりで、シニア層とミドル世代での違いが見られた。

調査は2014年5月24日~5月31日まで、トラベルズー登録会員の35歳~64歳の男女508名を対象に実施した。