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カンタス航空が新ロゴ発表、カンガルーのデザインをシンプル化、B787ドリームライナー導入に向け

カンタス航空がこのほど、新しいロゴを発表した。これは、一年後に予定するボーイング787ドリームライナーの導入に向けたもの。

同社では2014年に客室乗務員の制服をリニューアルすることから新ブランドへの刷新を開始。2016年4月にはパイロットの制服をリニューアルしている。

新ロゴでは、同社のシンボルであるカンガルーのデザインをよりシンプル化し、明確かつモダンなものにした。機体のデザインでは、ウィングチップの内側やエンジンカウルにもカンガルーを配置。ウイングのカンガルーは乗客機内から乗客に見えるだけでなく、離陸時に窓から撮影する写真にも写り込むように工夫した。また、「Qantas」の書体をスリム化して文字色を明るめに変更。機体下部にも表記することで上空を飛ぶ飛行機をみてカンタスであることがわかるようにした。

同社の歴代の機体ロゴデザインは以下のとおり。手前が最新ロゴ。

カンタス航空:報道資料より

新デザインは看板や広告、デジタル関連情報として順次露出されていき、パジャマなどのアイテムでは在庫がなくなり次第新ロゴに差し替える。機体については、再塗装の時期に対応し、2020年に迎える同社創立100周年までに完了する見通しだ。