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日本の観光地クチコミに変化、外国人の投稿が1.5倍に、日本人のランキング評価にも影響

トリップアドバイザーは、2016年に投稿された日本の観光地に関するクチコミで、日本語と外国語のトレンドを発表した。2016年の日本の観光地に関するクチコミ数は日本語と外国語ともに増加しているが、特に外国語が前年より約1.5倍に増加したといい、インバウンドの好調さがうかがえる。

都道府県別のクチコミの割合では、日本語の上位5県が合計45%に対し、外国語は66%と半数以上を占める。上位5県は2015年と変わらないが、増加率で見ると日本語では埼玉県、外国語では沖縄県が増加しているという。

▼2016年の観光地に関するクチコミの都道府県別の割合

日本語(左)と外国語(右)


※「富士山」のように、複数の県にまたがる観光地へのクチコミは対象外

また、日本語と外国語のクチコミを比較すると、日本人と外国人が評価するスポットの違いがはっきり表れる。一方で、2015年と比較すると上位ランキングに変動も見られ、京都府で日本語でも1位になった伏見稲荷のように、外国人に人気となる観光地が日本人にも影響を与えるケースも見られるという。

外国語の上位5県について、日本語と外国語の人気観光スポットをランキングした一覧は以下の通り。