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HISが「変なカフェ」開業、ロボット店員がコーヒーを提供、東京・渋谷本店で旅行相談の顧客対象に

エイチ・アイ・エス(H.I.S.)は2018年2月1日、東京のHIS渋谷本店内に「変なカフェ」を開業する。同社グループが手掛けるハウステンボスや「変なホテル」で得たノウハウを活かし、ロボットがコーヒーの販売や提供をおこなうもの。旅行の相談に来店した顧客を対象に、イベント性のあるカフェを提供する。

ここでは、人と共同作業をおこなう「協働ロボット」がコーヒーを提供。メニューは7種類で、本格ドリップコーヒーを淹れる時間は3~4分ほど。使用するロボットは、米Rethink Robotics社が開発した「Sawyer(ソーヤー)」のほか、一度に複数のコーヒーを用意できるバリスタマシンの「Poursteady(ポアステディ)」の2台。

来場者が販売機でメニューを選択して購入後、バーコード付きのチケットをリーダーにかざすのみ。その後ソーヤーとポアステディがコーヒーを用意して受取カウンターに配置し、できあがりを知らせる流れ。コーヒーを淹れた後は、フィルタの中のコーヒー豆を捨てて洗浄もおこなうという。