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エボラブルアジア、訪日旅行事業を多角化、欧米向けWi-Fiレンタル大手「Japan Wireless」を傘下に

エボラブルアジアはこのほど、訪日外国人向けWi-Fiレンタルサービスを展開するDestination Japan(デスティネーション・ジャパン)社を子会社化した。

Destination Japan社は、欧米などから日本を訪れる外国人旅行者向けに、2013年からWi-Fiレンタルサービス「Japan Wireless」を展開。他社に先がけて訪日外国人向けのWi-Fiレンタル事業のニーズに着目し、この分野において「長年の信頼とクチコミでブランドを確立してきた」(同社)。オンラインでの注文やクレジットカード支払い、日本国内のどこでも受け取り・返却が可能であること、日本語・英語の両言語に対応していることなどを強みとしている。

一方、エボラブルアジアは訪日インバウンド市場における各種事業への参入を進めており、こうした戦略の一環として、Destination Japanの子会社化を決めた。

なお、エボラブルアジアでは、2016年、訪日旅行者向けにキャンピングカーのレンタルを行う株式会社エルモンテRVジャパンの株式を100%取得。また、2017年には株式会社エアトリップ・エクスチェンジ(AirTrip Exchange)を設立し、両替事業も開始した。その後、2018年4月には同2社を合併し、今後は新会社単独での子会社上場(IPO)も視野に事業展開を進める考えを示している。