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中国最大OTA「シートリップ」がタビナカ体験に参戦、日本語版は来年から1万件で、「Trip.com」アプリでスタート

シートリップ(Ctrip)は2018年8月半ば、タビナカ商品を取り扱うオンラインプラットフォーム「Things to Do(TTD)」サービスをスタートした。シートリップ傘下のグローバルOTA「Trip.com」の英語および中国語サイトで、旅行者向けに各デスティネーションでの現地ツアーや体験アクティビティを提供する。来年には日本語版プラットフォームも始動する予定。

シートリップは2017年末、非中国語圏への市場拡大を狙い、Trip.comを買収。Trip.com英語版では現在、2万1000件以上の商品を掲載。対象デスティネーションは、世界20か国・48都市。一方、中国語版では、20か国・35都市の1000件以上の商品を提供している。いずれのサイトでも、2018年末までには取扱い都市を100件以上に拡大。さらに他の言語でのプラットフォーム提供も計画している。

TTD日本語版については、2019年にTrip.com内に開設し、世界100か国・1万件以上の商品を掲載する計画。内容は世界的に有名なテーマパークや劇場チケット、アドベンチャーアクティビティ、日帰りツアー、寄港地ツアー、市内観光など。併せて24時間体制の日本語カスタマーサービス窓口を用意する。

シートリップによると、今のところ、TTDで人気が高いアクティビティは、シンガポールのユニバーサルスタジオ、香港ディズニーランド、シンガポール動物園、香港オーシャンパークなど。

また、同社では日本国内のタビナカ素材の中で、特に人気が高いものとして以下をあげている。