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京都で駅からの2次交通を充実させる3者連携、JR西日本とDMOら、鉄道とカーシェアリングの組み合わせで

京都府・お茶の京都DMOと西日本旅客鉄道(JR西日本)、タイムズ24は2019年6月3日から、京都南部の宇治駅周辺を拠点に、「観光周遊カーシェアリング」事業を開始する。このほど3者は連携協定を締結した。

同事業は、駅から観光施設までの2次交通を充実させ、エリア内の観光周遊するのが目的。その手段として、JR鉄道利用と駅からのタイムズ24のカーシェアリングサービスを組み合わせ、利便性の向上と環境負荷軽減型の交通の充実を図る。

ICOCAを登録するとカーシェアリング車両のドアロックが解除となる。また、ICOCAを鉄道で利用した場合、対象ステーションのカーシェア利用料金を割り引くサービスも実施する。

さらに、カーシェアで対象の観光施設をドライブチェックインの目的に設定後、実際に訪れて30分以上駐車した場合、対象のタイムズカーシェアで利用できる30分の電子優待券を付与するサービスも提供する。

今後は、京都府・お茶の京都DMOのエリア内で、木津駅、加茂駅、玉水駅など周辺駅でのカーシェアリングステーションの設置や、ドライブチェックインサービスの対象施設も順次追加し、観光周遊向けサービスを拡充していく。