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六甲有馬ロープウェーに日本初の新ゴンドラ誕生、360度の自然を見渡す展望シート配置、3月20日から

神戸すまいまちづくり公社が運営する六甲有馬ロープウェーは2020年3月20日から、1970年の開業以来、3代目となる新ゴンドラを運行開始する。

日本初導入となるスイスのCWA社のゴンドラで、有馬側は一段低いステップに展望シートを配置したデザイン。ガラス面を大きく広げ、360度の自然を間近に見ることができるようにした。また、自然の音を感じてもらうため放送による車内アナウンスを行わず、乗務員の肉声による案内とBGMを流す。年間乗客数は前年比1割増の23万人を目指す。

六甲有馬ロープウェーは六甲山山頂と有馬温泉間を12分で結び、神戸観光の目玉として大きな役割を果たしている。ただ、3月19日には試乗会を予定しているが、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から中止する場合もあるという。