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Trip.com、世界10カ国にマスク100万枚寄贈、日本では大阪・北海道などインバウンド協定先へ

世界最大級のオンライン旅行会社、Trip.comグループ(旧Ctripグループ)は2020年3月18日、新型コロナウイルス感染拡大の支援として、日本を含む世界10カ国にマスク100万枚を寄贈すると発表した。日本向けの10万枚は、インバウンド誘致の戦略協定を結ぶ大阪観光局、北海道および北海道観光振興機構、横浜市、高知県、愛知県、大分県観光局の計6地方自治体・観光局に提供。各地における配布先の選定や配布方法、時期に関しては寄贈先に一任する。

同グループのジェームス・リャン会長が「世界の協調行動により一刻も早い感染症の収束を迎えられることを心から願っている」と話しているほか、CMOの孫波氏は「新型コロナウイルス感染拡大によるさまざまな事態の一刻も早い収束と、現在の日本の観光事業が直面しているこの苦難を共に乗り越えていきたい」としている。

また、同グループは新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、特別なキャンセルポリシーを設定。3月31日までの旅行について、感染者や医療従事者には全旅行商品を全額払い戻し。渡航制限のために予定していた旅行ができなくなった人についても、ホテル、列車チケット、空港送迎、レンタカー、ツアーおよびアトラクションパスの予約が全額払い戻しの対象となる。