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赤羽国交大臣、県をまたいだ旅行は引き続き自粛を、早期の感染収束が「最大の観光支援」

赤羽一嘉国土交通大臣は2020年5月15日の閣議後記者会見で、39県で新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除されたことを受け、「緊急事態宣言が解除された地域であっても県をまたいだ移動については、少なくとも今月中は可能な限り控えてほしい」と述べ、旅行再開には引き続き慎重な対応を求めた。

深刻なダメージを受けている観光業界への支援については、「一刻も早くなんとか支援をしたいという思いだが、現時点では早期の収束が最大の支援策」との考えを示した。また、2020年度補正予算に計上された「Go Toキャンペーン」について触れ、「地方の観光関連業界、地域経済の助けになる大変大事なアイテム」との認識を示したうえで、「準備期間も相当かかる。その準備に粛々と取りかかり、いつでも発動できるような準備には入らなければいけない」と述べた。