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アパホテル、全ホテルに特別衛生検査官を配置、アプリで自動チェックアウトなど接触削減へ

アパホテルは、新型コロナウイルス感染拡大対策で各ホテルでの衛生を強化する。接触感染、飛沫感染対策を強化した衛生基準を策定。社内に衛生検査組織を発足させ、ホテルごとに特別衛生検査官も配置するという。

具体的な基準強化としては、従業員出勤時のうがい手洗い、消毒、マスク装着といった基本のほか、宿泊客が使用できる消毒液、フロントカウンターに飛沫飛散防止用衝立を設置。テレビリモコンなど手をふれる場所の除菌頻度をも増やす。また、公式アプリ上での事前チェックイン、自動のチェックアウトポストなど、ITを活用してフロントとの接触をできるだけ減らす。

同社は8ホテルで新型コロナウイルスの無症状者・軽症者の受け入れているほか、テレワーク利用を想定したプラン、1室1泊2500円からの格安プランなどを販売しており、安心・安全な滞在を提供するためには衛生基準のさらなる強化が不可欠と判断した。