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JAL子会社LCC「ZIP AIR」、貨物専用便で就航へ、新型コロナで就航延期の成田/バンコク線に

日本航空(JAL)100%子会社のLCC「ZIP AIR Tokyo」は2020年6月3日から、旅客機を使用した貨物専用便として、成田/バンコク線の運航を開始することを決定し、国土交通省に届け出を行なった。

ZIP AIRはJALの中距離LCCの旅客便として、5月14日に成田/バンコク線で就航する予定だったが、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で延期となっていた。また、ZIP AIRのみならず、日本/タイ間の旅客便はCOVID-19の影響で運休・減便となったことで、航空貨物スペースの供給量不足が問題となっている。

そこでZIP AIRでは使用機材のボーイングB787型機の貨物スペースを活用し、貨物専用便として就航することを決めた。貨物事業として、JALとのコードシェア提携も実施する。スケジュールは以下の通り。

なお、旅客便の就航時期は、確定次第発表するとしている。

【ZIP AIR Tokyo 成田/バンコク線 貨物専用便スケジュール】