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国内大手旅行48社の総取扱額92.9%減、前月よりやや改善、国内旅行で回復の兆しもパッケージツアーは94.5%減 ー2020年6月(速報)

観光庁が発表した主要旅行業者47社の旅行取扱状況(速報)によると、2020年6月の総取扱額は、引き続き新型コロナウイルスの感染拡大による旅行の延期や中止の影響を受け、前年同月比92.9%減の287億8680万円。前月の減少率97.6%よりもやや改善した。内訳は、国内旅行が同87.9%減の266億9400万円、海外旅行が同98.8%減の19億150万円、外国人旅行が同99%減の1億9200万円となり、国内旅行の回復の兆しが見られる結果となった。

旅行商品ブランド(パッケージツアー:募集型企画旅行)については、国内旅行の取扱額が同94.5%減の42億9600万円、取扱人数が同93.4%減の15万1056人。海外旅行の取扱額も取扱人数はゼロ。外国人旅行は、前月に続き取扱額も取扱人数もほぼゼロとなった。

大手旅行会社の取扱額を見ると、JTB(10社)が同89.7%減の141億1400万円、エイチ・アイ・エス(6社)が同98.6%減の5億200万円、KNT-CTホールディングス(13社)が同95.9%減の17億2900万円、日本旅行が同91%減の32億1000万円となり、それぞれ前月よもやや改善を見せた。

報道資料より