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ジャパン・ツーリズム・アワード2020発表、国交大臣賞は奄美イノベーション、地域住民の観光参加を目指す「日常の観光化」

日本観光振興協会、日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)は2020年9月17日、「第6回ジャパン・ツーリズム・アワード」の結果を発表した。コロナ禍にも関わらず、応募件数は国内・訪日旅行147件、海外旅行31件の計178件と昨年(209件)を若干下回った程度。エコツーリズム、ユニバーサルツーリズムといった社会性の高い内容に加え、新型コロナウイルスに対応する取り組みの応募が目立った。

最優秀賞である「国土交通大臣賞」には、観光誘致だけでなく、地域住民の雇用促進、観光客と住民の交流も目指した奄美イノベーションの「集落文化×『伝泊+まーぐん広場』が創る『日常の観光化』を国内外へ展開」がUNWTO(世界観光機構)倫理賞とともに受賞。「観光庁長官賞」は、大雪カムイミンタラDMO、JTB 九州&離島アイランドホッピングプロジェクト、ミキ・ツーリストと幅広い領域にわたる企業・団体が受賞した。

今年の主な受賞結果は以下のとおり。表彰式は2021年1月7~9日に開催される「ツーリズムEXPOジャパン東京商談会」に合わせて開催される予定だ。

第6回ジャパン・ツーリズム・アワード

※応募団体:取組名

国土交通大臣賞(1件)※UNWTO 倫理賞同時受賞

観光庁長官賞(3件)

エクセレントパートナー賞(1件)※デジタル活用賞同時受賞

学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード(1件)※スタートアップ賞同時受賞

DMO推進賞(1件)

メディア・プロモーション賞(1件)

UNWTO倫理賞(2件)

リスクマネジメント賞(2件)

デジタル活用賞(2件)

エンターテインメント活用賞(2件)