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パーソナルモビリティ活用のワーケーションツアー、福岡で実証実験、KNT九州らが連携で開発

近畿日本ツーリスト九州(KNT九州)とスマートデザインアソシエーションはこのほど、福岡県福岡市、糸島市に位置する玄海国定公園西部エリアで、コワーキングスペースとパーソナルモビリティを連携させたワーケーション×ツーリズムの実証実験を開始した。

パーソナルモビリティは一人乗りの小型電気自動車。新型コロナウイルスで周辺地域の観光業が大きな打撃を受けるなか、マリンアクティビティなどの既存コンテンツに加え、パーソナルモビリティを活用した次世代型の地域回遊プログラム開発を目指す。

具体的には、トヨタ自動車が協力し、パーソナルモビリティをシェアオフィス「SALT」に配備。利用者はシェアオフィスで仕事する合間に、トヨタ車(TOYOTA i-ROAD、COMS)を運転して国定公園をはじめとする地域をめぐり、地域の魅力を発見しながらリフレッシュできる。利用開始前に安全に走行するための運転指導を実施するほか、地域の宿泊プランも用意する。ツアーはKNT九州が複数開発し、地域の飲食店や国定公園内でのアクティビティを盛り込む。料金はi-ROADが1.5時間2900円から、COMSが1.5時間1700円から。