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屋内でもナビアプリで目的地へ、ARナビアプリ「PinnAR」がGPS遮られる屋内風景でも使える新機能、改札などスポット検索機能も

テレコムスクエアとICTソリューションを提供するSCREENアドバンストシステムソリューションズは2020年11月9日、AR(拡張現実)ナビゲーションアプリ「PinnAR(ピナー)」に新機能「屋内ナビゲーション」をAndroid版先行でリリースした。PinnARは、2次元マップルート表示に加え、カメラで写した実際の風景上にも道路に沿う形でルートを表示するアプリ。第1弾は新宿駅で、屋外のナビアプリ同様に現在地を測定しながら目的地に行けるようにする。

ポイントは、現在地を測定するGPSなどのシステムが建物に遮られる屋内でも、独自のルーティングエンジンを用いてナビゲーションできるようにしたこと。ナビゲーションのほかに、出入口、改札、トイレ、カフェ、両替所、タクシー乗り場といった13ジャンルの施設内スポット検索機能も提供する。今後、駅や空港といった公共施設、大型商業施設など、さらに多くの屋内施設にも対応していく予定。