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京都市、2021年「京の冬の旅」で方広寺や智積院など特別公開、コロナ感染予防で入場は事前予約優先に

智積院 堂本印象障壁画「婦女喫茶図」

京都市と京都観光協会(DMO KYOTO)は2021年1月1日~3月21日の期間中、JRグループ6社と連携したデスティネーションキャンペーンとして「京の冬の旅」を実施する。

「京の冬の旅」は桜や紅葉といった自然の魅力だけでなく、冬の時期に文化財や伝統文化・産業などを楽しんでもらいたいとの目的で、2021年で55回目を迎えるキャンペーン。今回は初公開3カ所を含む12カ所の非公開文化財特別公開や、国宝・重要文化財をめぐる定期観光バス特別コースも運行する。

テーマは「京の名宝 美の遺産」。初公開の方広寺、智積院、龍安寺蔵六庵・「芭蕉図」を含む12カ所を期間限定で特別公開する。また、今回は新型コロナウイルス感染を予防するため、インターネットでの事前予約優先で公開。当日受付で空きがあれば拝観できる。

このほか、定期観光バスはこの冬だけの特別なコースとして、国宝・重要文化財の繊細な建築美や文化財の歴史をたずねるコース、お香・きのこ・きなこ・お茶・香の物で“香り”を楽しむコースなどを用意する。