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【年頭所感】リンクティビティ代表 孔成龍氏 ―観光回復後の変化に対応、商品流通をサポート

Eチケット予約プラットフォームのリンクティビティ代表取締役 孔成龍氏が、2021年を迎えるにあたって年頭所感を発表した。

孔氏は、同社の設立初年度にコロナ禍に見舞われたなか、多くの事業者と連携開始に至ったことについて、各事業者の市場復帰に対する高い期待感と強い信念があったからこそ実現したと回顧。今後の旅行市場については、コロナからの回復後に購入手段や消費者の興味関心、商品流通などの変化が起こると展望し、変化への対応が求められる観光関連事業者をサポートし、付加価値を提供するサービス会社として取り組むとしている。

発表された内容は以下のとおり。原文のまま掲載する。


2021年 年頭所感 - デジタルソリューションを提供し、観光事業者の顧客価値最大化をサポート

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

LINKTIVITY(リンクティビティ)はサプライヤー(鉄道・バス・観光施設・催行会社)と旅行会社にデジタルソリューションを提供すると同時に、国内外の販売チャネル(旅行会社・OTA)と連携し更なる送客強化を実現します。

リンクティビティはちょうど1年前、社内ベンチャーとして生まれ事業を本格的に開始しました。

会社設立初年度に困難な市場環境に直面しましたが、この1年間サービスの展開を迷わず強化してきました。

地下鉄(東京メトロ様・都営地下鉄様・大阪メトロ様)、空港アクセス鉄道(南海鉄道様・京成電鉄様)、私鉄(近畿日本鉄道様・阪急阪神ホールディングス様・西武鉄道様・小田急電鉄様)、そしてJR東日本グループ様を含む多くの鉄道会社様にリンクティビティのプラットフォームをご利用いただいております。

東京スカイツリー様等の観光施設様、大阪観光局様、バス会社様、アクティビティ催行会社様とも連携を始めました。

インバウンドに加え国内市場での展開、MaaS事業での連携、地域の観光局様・鉄道会社様・タビナカ事業者様とも連携し地域活性化を目的とした事業も展開しています。

この厳しい市場環境の中で、多くの事業者様との連携を開始できた事を振り返ってみますと、各事業者様の市場復帰への高い期待感と強い信念があったからこそ実現したのではないかと思われます。

2021年はその期待と信念が実を結ぶ年になると信じています。

リンクティビティ(LINKTIVITY=LINK+ACTIVITY)は、その名が示すとおり「タビナカ事業者を繋げること」をミッションにしてきました。

今後の複雑な市場環境や、市場回復後に起こり得る顧客の購入手段や利用方法、興味関心のポイントや商品の流通方法等の変化において、各観光関連事業者様はこの大きな変化に合わせた様々なタッチポイントへの対応が求められるかと思います。

リンクティビティは各事業者様が顧客価値を最大化する事に集中できるよう、ソリューションと送客を提供するデジタルプラットフォームを軸に、各事業者様と一緒に様々な課題を共有し解決することで市場変化への対応をサポートすると同時に、付加価値を提供するサービス会社として取り組んでまいる所存です。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

リンクティビティ株式会社

代表取締役 孔成龍