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四国地域にワーケーション呼び込みへ協議会設立、将来的には移住拡大へ、都市圏への情報発信を強化

広域DMOの四国ツーリズム創造機構は2021年1月28日、「四国周遊型ワーケーション推進協議会」(愛称:しこくるりワーケーション)を設立した。コロナ禍で高まる密回避のための地方志向、ITを活用した働き方の多様化をとらえ、ワーケーション需要を四国全域に呼び込むとともに、将来的には地方移住の拡大も目指す。

今後、周遊型ワーケーション推進のためのモニターツアーや実証実験を企画・実施するほか、都市圏などへの情報発信を強化する。1月28日開催された設立総会では、ワーケーションの取り組みの現状、各エリアをつないた周遊型モニターツアーの実施、四国内各所のワーケーションをワンストップで紹介するプラットフォームの整備などが議論された。

しこくるりワーケーションの会員は、三好みらい推進創造協議会、新野シームレス民泊推進協議会、小豆島観光戦略会議、ソラヤマいしづち、幡多広域観光協議会、全日空(ANA)、日本航空(JAL)、四国旅客鉄道(JR四国)で構成する。