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JR東日本、新形態の駅での店舗「駅たびコンシェルジュ」開業へ、旅のコンサルやウェブ商品購入を支援

東日本旅客鉄道(JR東日本)は2021年3月24日、駅で旅の専門知識を有したスタッフが幅広く観光案内する新形態の店舗「JR東日本 駅たびコンシェルジュ」を川崎、秋田で開業する。運営はびゅうトラベルサービスで、2021年度以降、川崎、秋田以外に23店舗の開業を予定している。

「駅たびコンシェルジュ」は、旅行者への旅のコンサルティング、高齢者などネット弱者へのWEB商品購入案内、「大人の休日倶楽部」趣味の会オンライン講座の開催、訪日旅行者への案内のほか、東日本エリアの地域情報をモニターやVRを使用して発信。川崎や秋田へ旅先として訪れた旅行者にも、現地ならではの観光情報を案内する。

今後は、大和ハウス工業とタイアップした移住トライアル特別セミナーをはじめ、旅やライフスタイルの創造につながる地域連携・交流も活発化する。

同社では、2019年に販売体制を店舗からインターネットに大きく舵を切る方針を表明。2022年3月末までに、駅で個人型パックツアーを販売する「びゅうプラザ」の営業を終了し、店舗の機能をIT弱者のフォロー、訪日客や地域顧客への地域に根差した情報発信を行う場に転換するとしていた。