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ユナイテッド航空、国際線旅客向けに簡易型抗原検査キットを提供、帰国時は渡航先で自身での検査が可能に

ユナイテッド航空は、国際線旅客の回復を見据えて、ヘルスケア企業アボット社(Abbott)の新型コロナウイルス簡易抗原検査キット「BinaxNOW Home Test」の提供を始める。

米疾病予防管理センター(CDC)は近頃、この種のキットによる検査でも、リモートによるリアルタイム管理を条件に、陰性であれば、米国への再入国を認めるという新しい指針を発表した。

利用者は、検査キットを持参して出国。渡航先で個人が行う検査は、eMedが提供するデジタルヘルスプラットフォーム上で管理される。このサービスを利用することで、米国に帰国の際に渡航先で検査機関を探す必要がなくなる。

また、同航空の健康管理システム「Travel Ready Center」とアボットのNAVICAアプリとが連携されるため、シームレスな出入国が可能となるという。

今年1月に立ち上げられた「Travel Ready Center」は、渡航先の入国要件の情報を提供するとともに、検査結果やワクチン接種記録などをアップロードし、同航空のアプリが管理することができる。