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オンラインとリアルを使い分ける消費心理、境界線は「3万円」、店舗に求めるのは「質問や疑問に的確に」

博報堂は、デジタルとリアル接点におけるこれからの購買行動を把握する目的で「ニューノーマル時代の購買行動調査」を実施し、生活者の購買意識・行動の実態やオンラインとリアル店舗に対する意識や行動の違いなどを聞き取った。

それによると、買い物で「無人レジを使った事がある」が6割を超えてトップになった。また、オンラインで買い物する際のメリットとして、 「早さ」「安さ」「手軽さ」が上位に入り、店舗のメリットは「安心感がある」が72.9%でトップとなった。

報道資料より購入に適した価格については、1万円未満の商品は「オンラインで購入したい」と回答した人が過半数となった一方、3万円を超えると、6割以上が「店舗で購入したい」と回答した。 

報道資料より今後の買い物に対する意識では、約7割が「今後は何でもオンラインで購入するようになると思う」と回答。一方で、6割以上が、店舗は「ブランドの想いや思想が伝わる」接点と感じていることも分かった。

報道資料より店舗での理想とする接客については、「無理に声をかけてこず、 こちらから声をかけると接客してくれる」 「商品に詳しく、 質問や疑問に的確に答えてくれる」が過半数となったことから、博報堂では適度な距離を保った丁寧な接客が、今後のブランド体験価値づくりにおいてより重要になってくると見られるとしている。

報道資料より