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JAL、空港で預けた荷物を滞在先ホテルまで当日配送、手ぶら移動に向け羽田行き便で実証実験

日本航空(JAL)とCBcloudは、羽田行きの便で滞在先ホテルまで手ぶら移動できる手荷物当日配送の実証実験を2021年10月18日~12月17日に実施する。出発空港で預けた手荷物が滞在先ホテルで受け取れる仕組みで、ホテルチェックイン前まで手荷物を気にせず自由に行動できるもの。

昨年12月に高松空港と羽田空港で実証実験をおこなっており、第2弾として新千歳、伊丹、福岡空港から羽田空港に向けて出発する旅客を対象に、滞在先ホテルへ当日中に配送する。また、その他の国内空港から羽田に到着する旅客に対しても、手荷物を羽田空港で預かったうえで、滞在先ホテルまで当日中に配送するサービスも同時に実施する。

予約・決済はJALウェブサイトで受け付ける。従来、対面で実施していた配送申込や決済をオンライン化することで手続きを簡素化。係員や利用者同士での接触機会低減を図る。料金は新千歳、伊丹、福岡空港発、羽田空港行きのJAL便利用者が1個1500円、その他空港から羽田空港行きのJAL利用者が1個1200円。受け取り場所は東京都新宿区、品川区、千代田区、港区、お台場・有明エリア、千葉県舞浜エリアにあるホテル。

JALが全体企画、プロモーション、予約・決済、荷物の預かりを担当し、CBcloudが荷主とドライバーをつなぐマッチングプラットフォーム「PickGo(ピックゴー)」を活用し、到着空港から目的地までの陸路配送を提供・運営する。