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メタ観光推進機構、墨田区「メタ観光マップ」を完成、重層的コンテンツを可視化、モニターツアー募集も開始

メタ観光の普及を進めているメタ観光推進機構は、墨田区や墨田区観光協会、 アートプロジェクト「隅田川 森羅万象 墨に夢」と連携して取り組む「すみだメタ観光祭」において、メタ観光の実践に使用する「メタ観光マップ」を完成させた。

メタ観光とは、本来の建築物や場所が持つ魅力に加え、 重層的な観光的価値を一体的に運用する新しい観光形態。メタ観光推進機構は昨年11月に設立され、今夏から本格活動を開始。その第一弾として9月から「すみだメタ観光祭」を展開している。

メタ観光マップは、重層的なコンテンツのほかに、「すみだメタ観光祭」で墨田区を題材に制作依頼したアーティストの作品や各分野の専門家が発掘した新たな魅力をマップ上に可視化したもの。

「メタ観光マップ」の完成に合わせて、このマップ活用して実施するガイドツアーのモニターツアー参加者の募集も開始した。実施は日本語ツアーが2021年11月21日、英語ツアーが11月27日。墨田区在住在勤在学者または墨田区を好きな人を各回10人募集する。

また、12月4日にすみだ産業会館8階サンライズホールで開催される「観光会議『メタ観光マップで考えるこれからのすみだ』」の参加者申込受付を開始した。