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東京・港区でマイクロツーリズムの実証実験、新たな移動サービス「グリーンスローモビリティ」運行で

東急不動産、JR東日本、竹芝エリアマネジメント、MONET Technologies、KDDI、kmモビリティサービス及び事業主体である港区による提案が国土交通省が進める「都心区における旅行者・居住者向けマイクロツーリズムの実証実験」に採択された。

この実証実験では、2021年11月12日から12月6日まで浜松町・竹芝エリアや高輪・白金・白金台エリアで、時速20キロ未満で公道を走ることができる電動車「グリーンスローモビリティ」を運行。地域の交通課題解決や「マイクロツーリズム」促進による地域の活性化を進めるともに、環境負荷の少ない車両の運行によるゼロカーボンシティを目指す。

このエリアには、東西方向の移動手段及び移動効率が低いという交通課題や浜松町・竹芝エリアは海に囲まれているため回遊性が低く、高輪・白金・白金台エリアは道幅が狭く急勾配な坂道が多いというそれぞれの地形特性による課題がある。

高輪・白金・白金台エリアは1周約30分の「高輪ルート」と1周約60分の「高輪・白金ルート」。浜松町・竹芝エリアは竹芝駅から東京タワーまでのルートとなる。