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旅行意欲が急回復、昨年のGoTo期間を上回る、一方でワクチン接種完了者で「様子をみている」は4割に

リクルートの「じゃらんリサーチセンター」は、「新型コロナウイルス感染症による旅行市場への影響」に関する最新の調査の結果を発表した。この調査は、2020年3月から実施され、今回が9回目。2021年9月27日~2021年9月28日にかけて行われた。

それによると、2021年9月時点の潜在層を含めた旅行意欲は65.6%となり、GoToトラベルキャンペーン実施期間中の2020年10月の値よりも高くなり、調査開始以来最高値を記録した。その内訳を詳しく見ると、「旅行に行きたいが様子をみている層」が最多数となり、ワクチン接種が広まりつつあるなかでも、引き続き旅行に慎重な姿勢が多く見られた。

報道資料よりまた、コロナ禍前に年3回以上旅行をしていた人の49.4%が今後の旅行の予定がありと回答。男女別に見ると、 全体として男性は「予定あり」の割合が女性より高く、 女性は「予定はないが、 事態が落ち着いたら行きたい」と回答した傾向が強い結果となった。年代別では、30代以下と60代・70代が他の年代よりも「予定あり」の割合が高い傾向。

このほか、新型コロナウイルスのワクチン接種者が今回調査では全体の75.5%を占め、 ワクチン接種者でかつ「旅行に行きたいが様子をみている層」の人は、前回から24.4ポイント上昇し、39.3%を占めた。また、同じくワクチン接種者でかつ「予定をしており、 気にせず行く層」(1.6%)、「予定をしており、 気を付けながら行く層」(10.7%)を合わせると12.3%となった。

報道資料より