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テクノロジー×旅行の国際会議「WiT JAPAN 2022」、今年はハイブリッド開催、オンラインは無料、多彩な登壇者リストを公開

テクノロジーと旅行の国際会議「WiT JAPAN 2021」が2022年1月14日と15日にハイブリッド形式で開催される。2021年は7月に開催予定だったが、コロナ禍の影響で延期。今回は2年ぶりの開催となる。WiT Japan実行委員会は、このほど登壇者リストを公開した。

今回のテーマは「Homecoming: Travel Zero.O To Infinity.O」。コロナ禍で苦境に陥る旅行業界の復活と未来への飛躍に思いを込めた。現状、日本への入国は厳しく制限されているため、WiT設立者のYeoh Siew Hoon氏など海外からの登壇者はオンラインでの参加になるが、オンラインだからこそ参加が可能になったキーパーソンも多い。また、今年はハイブリッド形式での開催となり、オンライン参加の場合は無料で参加できる。リアルの参加費は2日間で6万円。 

初日には、Northstar Travel MediaのKimberly Newbury氏によるアジア太平洋地域のオンライントラベル市場のトレンド報告からスタート。ブッキング・ドットコム、アゴダ、エクスペディアのグローバルOTAのセッションに加えて、日本のOTA市場について、JTB、リクルート、一休、楽天が議論を進める。

午後には、グーグルのHermione Joye氏がデータから見る旅行者動向の変化を考察するほか、新しい海外旅行OTAとして注目の令和トラベルの篠塚孝哉氏が登壇する。また、Yeoh Siew Hoon氏とクルックCOO兼共同設立者のEric Gnock Fah氏との対談も。さらに、今日的な話題として航空業界のサステナビリティについて、Envest GlobalのDavid Wills氏がその動向を報告する。

2日目のホスピタリティ業界のセッションでは、IHG、ハイアット、ソラーレが登壇するほか、世界中で需要が伸びているオルタナティブ・アコモデーション(民泊など多様な宿泊施設の選択肢)として、楽天LIFULLとAirbnb Japanが議論を交わし、定額住み放題「ADDres」s、寺泊「シェアウイング」、ワーケーション「PerkUP」が現状と未来を語る。

このほか、タビナカ市場については、ナイトタイムエコノミー推進協議会、ベルトラ、アソビューがアフターコロナでの可能性を探る。クロージングではJTB社長の山北栄二郎氏が登場。「継続は力なり」をテーマにYeoh Siew Hoon氏と対談する。

主な登壇者は以下の通り(順不同)。

海外からの主な登壇者

日本からの主な登壇者

なお、トラベルボイス編集部では、今年も同イベントのプレミアムパートナーとして各種情報を提供する。

詳細なスケジュールやそのほかの登壇者については以下サイトから参照できる。

WiT Japan & North Asia 2022

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