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【図解】訪日外国人数、2月は1.7万人、変異株の拡大防止措置続く -日本政府観光局(速報)

日本政府観光局(JNTO)によると、2022年2月の訪日外国人旅行者数(推計値)は1万6700人となった。2022年2月は変異株の感染拡大に伴い、再び水際措置を強化しているが、同様に感染拡大で水際措置が強化されていた2021年同月比と比べると27.1%増(2021年の実数:7355人)となった。ただし、コロナ以前の2019年比では99.4%減(2019年の実数:260万4322人)と低水準での推移が続いている。

地域別では、訪日客数の多い順に、ベトナムが2600人、中国が2400人、インドが1700人、フィリピン1000人、韓国が900人。

また、航空データOAG社によると、2022年2月に国内主要6空港(成田、関空、羽田、福岡、名古屋、札幌)に到着した国際線の実績合計は、便数が前年比1.7%増の2853便、座席数は9.0%増の70万4385席だった。

なお、日本政府は変異株の感染拡大防止に伴う水際対策を2022年3月に緩和し、観光目的以外の新規入国を一定条件下で再開した。しかしJNTOは、今後は各国の感染状況や出入国の規制の変化等に加え、ウクライナ情勢の動向による影響も注視する必要があると指摘している。

訪日外国人数の月次推移と市場別の数値は以下のとおり。

※本グラフはコピー&ペーストで自由に転載可

JNTO資料(対2019年比)より

JNTO資料(対2021年比)より