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高級宿予約「一休」、独自のSNSサービス立ち上げ、宿好きユーザーをコミュニティ化、宿泊体験を写真で

高級ホテル・旅館の予約サイト「一休」は、 上質な宿泊体験を写真で見つける宿特化型SNS「YADOLINK(ヤドリンク)」のサービスを開始した。旅行中に撮影した写真を選択し、コメントやタグを付けて投稿。閲覧時には、自身のスタイルに合わせたタグによる絞り込み検索や、お気に入りのアカウントをフォローすることができる。アカウントの開設は無料。

YADOLINKは、一休の社員からのアイデアから新規事業として立ち上げられた。コロナ禍を背景に、旅行者がSNSで旅行の経験を発信しづらいというユーザーの声や、あいまいな旅行ニーズに対応。オンライン上で「宿好き」のコミュニティ形成し、宿泊施設の情報発信や情報収集に役立つSNSとしていく考えだ。

また、宿泊施設がアカウントを開設し、発信することも可能とした。2022年4月19日時点での登録数は約450アカウント、投稿数は500件。同社では、2022年内に2万件の投稿、会員数は数年間で10万件を目指す。

YADOLINKでは、お気に入りの行った宿・行きたい宿をブックマークで管理。施設ページの情報は宿のデータベースに紐づき、 宿の情報をすぐにチェックすることができる。また、宿の公式サイトや一休、Yahoo!トラベルのリンクが設置されていることから、お気に入りの宿が見つかった場合に手軽に予約へと移行することも可能になっている。

YADOLINKサイトよりまた、タグ機能によって、 嗜好に合わせた絞り込み検索が可能。現在のところ、「客室露天風呂」「オーシャンビュー」「夜景」「一棟貸し」などのタグがついた投稿が多いという。

写真の投稿については、1つの投稿で9枚まで写真をアップロードすることが可能で、写真ごとに内容に合致した「写真タイプ」を9つの中から選択することができる。

報道資料より