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エミレーツ航空、「機内体験」を刷新へ、世界トップクラスのホスピタリティ戦略で機内食から新シート導入まで2700億円の投資

エミレーツ航空は機内体験向上を目的に、全クラスに対するサービス改善や機内内装の刷新をする大規模プロジェクトを実施する。投資額は約2690億円以上になる予定。

サービス改善では、機内食メニューを拡充し、ビーガンメニューも追加。さらにドバイ発のフライトのメニューには、4000万米ドル(約544億円)を投じて新設した世界最大の垂直農場で栽培する新鮮な野菜を使用。持続可能なサプライチェーンへの投資もおこなう。

また、機内の改装では全クラスで新シートの導入やシートの張替えを実施。パネルや床材などの設備も新調するほか、同地域では初となるプレミアム・エコノミークラスも、保有機材120機の航空機に導入する。

このほか、ファーストクラスでは約5000のチャンネルを備える機内エンターテイメントシステムと、フライト前にオリジナルコンテンツメニューを同期させるシームレスな映画鑑賞体験を提供。ソフト面でも、世界トップクラスのホスピタリティマネジメントスクールであるエコール・オートリエール・ドゥ・ローザンヌと提携し、ホスピタリティ戦略を構築する。

なお、エミレーツ航空では上記以外の新しい商品やサービスを、近日中に発表するとしている。

※ドル円換算は1ドル136円でトラベルボイス編集部が算出