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トリップアドバイザー、新たな広告事業を立ち上げ、編集コンテンツや動画で顧客にリーチ

トリップアドバイザーは、新たにクリエイティブ・コンテンツ・スタジオ「ワンダーラボ(Wanderlab)」を立ち上げると発表した。ワンダーラボでは、トリップアドバイザーのファーストパーティ・データ(自社保有のデータ)、広告クリエイティブ、マーケティング・ソリューションを活用。パートナー企業は、既存のトリップアドバイザーのメディア上で、自社がターゲットとする顧客への確実なリーチが可能となるという。

広告クリエイティブには、トリップアドバイザー・プラットフォームで展開される編集コンテンツ、インフルエンサー、インタラクティブな動画や音声体験など、さまざまなメディアが含まれている。

ワンダーラボ立ち上げにあたり、サンディエゴ観光局が最初のパートナー企業になる。同観光局は、150万ドル(約2.2億円)を投じ、カスタマイズされたオンライン・コンテンツとリアルのプロモーション活動を通じて、サンディエゴの露出を高めていく。

また、ワンダーラボが正式な立ち上げに合わせて、最初のクリエイティブ作品として、Z世代の目を通して旅行を探求するミニドキュメンタリー「Lost & Found」も公開される。監督はエミー賞も受賞したアンドリュー・ステファン氏。

※ドル円換算は1ドル144円でトラベルボイス編集部が算出