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米OTAホッパー(Hopper)、大手金融サービス企業から新たに9600万ドルを調達、会員向け協業も

米国で人気上昇中のOTAホッパー(Hopper)は、大手金融サービス企業「キャピタルワン(Capital One)」から新たに9600万ドル(約140億円)の調達した。キャピタルワンは、昨年3月にホッパーが実施したシリーズFラウンドもリード。ホッパーは1億7000万ドル(約247億円)を調達した。

また、両社は昨年、キャピタルワン会員向けに「キャピタルワン・トラベル」も立ち上げるとともに、業務提携の延長も発表している。

キャピタルワン・トラベルは、価格凍結サービスや理由を問わずフライトをキャンセルする機能などの独自の機能を提供している。また、「Capital One Venture X 」カード会員向けにプレミアム特典を提供。高級ホテルとリゾートを厳選した「Premier Collection」も発表している。

ホッパーのアプリは昨年1年間で約8000万ダウンロードに達し、OTAでの航空予約シェアは11.2%に伸長。米国では第3位のOTAに成長するとともに、海外ユーザーからの売上も昨年の3%から現在は20%以上に伸びているという。

※ドル円換算は1ドル145円でトラベルボイス編集部が算出