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日本国際観光学会、国際観光組織「SKAL」と連携で人材育成強化、講師派遣やインターン受け入れなどで協力

日本国際観光学会(JAFIT)と国際観光組織「SKAL International Tokyo」は、観光産業の将来を担う人材育成を目指し連携して活動することで合意し、2022年12月20日付で連携合意書を締結した。

スタディサプリによると現在、全国240の大学・短期大学、132の専門学校で観光学を学ぶことができる。それにもかかわらず、観光産業に進む学生が一部にとどまっているのが背景。新型コロナの影響で、人材離れも進んでろい、学民連携で観光を学ぶ学生が業界に接する機会を増やし、興味を持ってもらえるようにする。

具体的には、JAFIT会員の教員が勤務する大学・専門学校、JAFITの会合に、SKAL Tokyo会員を講師として派遣・招聘。JAFIT会員の観光分野の教育・研究活動、学生向けイベントに対し、SKAL Tokyo会員、会員が属する企業が協力する。SKAL Tokyoが学生の視察・インターンを受け入れ、観光業界への就職のきっかけを図ることなども検討している。

両者の提携を受け、JAFIT会長の崎本武志氏は「日本の観光業界をリードする人が集うSKAL Tokyoとの連携を契機に、将来を担う観光人財の育成に発展することを願っている」とコメント。SKAL Tokyo会長の武井久昌氏も「我が国の観光、旅行業界は人材育成が急務。今回の提携を通して、人材育成の役に立つことを期待したい」と述べた。