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JTB、地域共創型のエリア開発事業を加速、「ALL-JAPAN観光立国ファンド2号」に参画

JTBは、ALL-JAPAN観光立国ファンドを運営する地域創生ソリューション社への出資を決定した。地域創生ソリューション社が2023年3月28日付で実施する第三者割当増資を引き受ける。同社が6月頃の組成を予定している「ALL-JAPAN観光立国ファンド2号」にも、有限責任組合員として出資する予定だ。

JTBでは、観光地を一つのテーマパークに見立てて観光コンテンツをつなぎ、エリア全体の価値を高めていく地域共創型のエリア開発事業を加速する。JTBがエリア全体と観光事業者の課題解決のつなぎ手となり、観光客が何度も訪れ、滞在したくなる魅力的な観光エリアの実現を目指す。JTBが率先して開発・投資することで地域活性化と他の投資を促進し、収益が地域内に再投資される循環の創出を図る。すでにJTBがエリア開発事業を手掛けている例に、沖縄本島北部での開発プロジェクトがある。

JTBの沖縄北部での取り組み事例:発表資料より

地域創生ソリューション社へのJTBの出資比率は、三菱UFJ銀行や三菱地所、日本航空などと同じ13.56%。出資後の同社会社概要とALL-JAPAN観光立国ファンド2号の概要(予定)は以下の通り。

地域創生ソリューション株式会社概要(予定):発表資料より

「ALL-JAPAN 観光立国ファンド2号」の概要(予定):発表資料より