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郵船クルーズ、新造客船の船名を「飛鳥III(スリー)」と発表、動く洋上の美術館、環境負荷を低減したエコシップ

郵船クルーズは、2025年に就航予定の新造客船の船名を「飛鳥III(アスカスリー)」に、母港を横浜とすることを横浜市と共同で発表した。飛鳥IIIは5万2000総トンで、日本船籍最大となる。就航後は、現在同社が運航している「飛鳥II」との2隻運航となる。

「飛鳥Ⅲ」は特長のひとつとして、船内を日本の芸術文化を支える作家の美術品・工芸作品の数々で彩る。動く洋上の美術館のように、日本文化を伝えたいとしている。

また、日本のクルーズ客船で初めてLNG燃料と陸上電力受電装置を採用し、環境への負荷を低減したエコシップとなる予定。横浜市も2050年の脱炭素社会実現を目指し、カーボンニュートラルポートの形成に向けた取り組みを推進している。