海外旅行
海外旅行に関連する最新情報をお届けします。
観光庁・観光産業課長が語った2023年の総括と提言、旅行業で多発した不正事案に「全力でケジメ」を
観光庁観光産業課の庄司郁課長に旅行業界の光と影が顕在化した2023年を振り返ってもらった。「力強い回復が見られた1年」とする一方、旅行会社の不適正事案には「国民を裏切る行為」と言及。来年度は宿泊施設の人手不足解消への支援に注力する考えも示した。
ヨーロッパ域内のクリスマス休暇、旺盛な需要で旅行者は2割増の見込み、テロの脅威もキャンセルわずか
ロイター通信が、2023年のクリスマス休暇シーズンの欧州内の旅行需要についてレポート。パレスチナ問題で各国政府が安全上の警告を出しているが、旅行者数は2022年の水準を22%上回る見込み。
スノーピーク社、米国本土に直営のキャンプフィールド開業へ、隈研吾氏と共同開発のモバイルハウスも併設
スノーピークが米国初となる直営キャンプフィールド「Snow Peak Long Beach Campfield」を2024年夏に開業。ワシントン州ロングビーチに位置し、3万坪を超える広大な敷地を有する。
令和トラベル、ハワイ現地会社を子会社化、現地ホテルとの提携関係を強化
令和トラベルは、ハワイのAloha7 Inc.(A7)の全株式を旅工房から取得し、完全子会社化する。ハワイでのホテルとの協力提携関係を強化していきたい考え。
【図解】日本人出国者数、11月は103万人、緩やかな回復 -日本政府観光局(速報)
日本政府観光局(JNTO)によると、2023年11月の日本人出国者数(推計値)103万人。
2024年の旅行予測、訪日インバウンドは史上最多の3310万人、国内はリベンジ消費に一服感、海外旅行は回復緩やか、JTBが推計
JTBは、2024年の日本人の総旅行人数は、前年比99%の2億8750万人(2019年比92.2%)と推計。国内旅行者数は伸び悩み。海外旅行の本格回復は2025年以降と見込む。訪日外国人は過去最高の3310万人と予想。
中国決済大手アリペイ、訪中旅行者向けのサービス拡充、旅行会社と連携でツアー販売、北京の故宮博物院など20種類でスタート
中国の決済プラットフォーム「Alipay」は、グローバルOTAのトリップ・ドットコムおよび中国のOTAのトゥニウ(Tuniu)と提携し、と外国人旅行者向けにパッケージツアーの販売と旅行ガイドサービスの提供を開始。
ホテル予約「アップルワールド」、旅行会社向けサイトで空港送迎の予約開始、ドライバーとLINEでつなぐサービスも
ホテル予約「アップルワールド」は旅行会社向け手配サイトで、空港送迎サービスの取り扱いを開始。世界約100都市・109空港と取り扱いホテル間で。
HIS、新たな中期経営計画、旅行と「非旅行」事業を2030年以降に1対1に、海外旅行は今年度にコロナ前の9割に戻す計画
エイチ・アイ・エス(HIS)は、2024年から2026年の中期経営計画を発表。グローバルマーケットを開拓し、新規事業を推進していくとともに、日常生活での生涯顧客との接点を拡大。旅行と非旅行および旅行関連事業の利益構造を1対1に。2023年10月期は4年ぶりに黒字化に。
世界で最も生活費が高い都市2023、1位はシンガポールとチューリッヒ、上昇率トップは「食品」
エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)は、世界の都市の生活費を調査した結果を明らかに。世界で最も物価が高い都市はシンガポールとチューリッヒ。東京および大阪は順位を下げた。
キリストの生誕地ベツレヘム、世界からの観光客と巡礼者が激減、イスラエル・ハマスの戦争で
ロイター通信は、戦争の影響を受けるキリスト生誕地ベツレヘムの現状をレポート。クリスマスが近いにも関わらず、街は閑散。ホテルは来年も含めて予約のキャンセルが相次ぎ、町の経済に大きな影を落としている。
海外旅行への意欲、1年以内は40%、前年比12ポイント上昇、気になるのは為替相場と治安
ソニー銀行が口座保有者を対象にした海外旅行への意識調査を実施。海外旅行への意欲が強まっている傾向に。
世界の観光都市ランキング2023、東京は20位から4位に急浮上、トップは3年連続でパリ、カギはテレワーク環境 ―ユーロモニター調査
ユーロモニターは、「Top 100 City Destinations Index 2023」レポートを発表。2023年観光都市トップは引き続きパリに。東京は4位に急上昇で初のトップ10入り。
パリ・ルーブル美術館、1月から入場料を値上げ、エネルギー料金の上昇に対応
ロイター通信によると、パリのルーブル美術館は、2024年1月に基本入場料を29%値上げ。17ユーロ(約2770円)から22ユーロ(約3450円)に。エネルギー料金の上昇に対応するためと説明。
中国、ビザ発給料を25%値下げ、来年12月末まで、日本を含む十数カ国が対象
ロイター通信によると、中国外務省は、2023年12月11日から2024年12月31日までの期間、ビザ発給料を25%値下げすると発表。対象は日本など十数カ国。中国へのインバウンド旅行者の増加を目指す目的で。
中国外務省、外国人の訪中インバウンド旅行を促進へ、12月からのビザ免除効果で39%増
ロイター通信によると、中国外務省は、新たなビザ免除政策の効果を強調。今後もビザ政策の調整を続け、より有利な条件を提供し、国境を越えた旅行をさらに促進していく考え。
HISとオーストラリア政府観光局、観光促進で提携、共同プロモーションや商品開発で協力
HISがオーストラリア政府観光局と観光促進で業務提携を締結した。共同でアクションプランを策定してプロモーションを実施するほか、相互協力しオーストラリア商品を開発する。
世界の長距離旅行トレンド、中国人のヨーロッパ旅行予定は10%増、日本人は6市場のうち最低、ゆっくり旅行の「スロートラベル」は4市場で増加
欧州観光委員会(ETC)は、ユーレイル社と共同で、最新の「長距離旅行バロメーター」を発行。日本を含む6市場で欧州への旅行意向を調査した。今後数ヶ月以内に訪問すると回答した日本人は25%。一方、スロートラベルへの関心は高まっていることがわかった。
定額多拠点生活「アドレス」、会員と地域住民つなぐ新事業を発表、来春には海外在住日本人の空き部屋提供も
定額制多拠点生活プラットフォームのADDress(アドレス)は、新たに会員と地域をつなぐ新プラン「コミュニティプラン」の販売を開始。また、来春にはLOCOTABIとの連携で海外展開も開始する。
年末年始の旅行動向、総旅行人数はほぼ回復、国内の平均費用は過去最高、海外の費用は二極化 ーJTB推計
JTBは、年末年始(12月23日~1月3日)の旅行動向をまとめた。国内旅行者数は前年比103.7%の2800万人(2019年比95%)、平均費用は同110.8%の4万1000円(同128.1%)と推計。海外旅行人数は同260.1%の58万人(同70.1%)、平均費用は同92.1%の22万2000円(同109.9%)と推計。