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関空と伊丹空港を運営する新会社設立、運営権の契約締結、事業開始は2016年4月1日に 

オリックスおよびヴァンシ・エアポートは、「関西国際空港及び大阪国際空港特定空港運営事業等」における運営権者として「関西エアポート株式会社」を設立。2015年12月15日付けで新関西国際空港株式会社との間で「関西国際空港及び大阪国際空港特定空港運営事業等公共施設等運営権実施契約」を締結した。

関西エアポートの事業開始は2016年4月1日の予定。事業の開始時点では、オリックスとヴァンシ・エアポートがそれぞれ関西エアポートの株式40%を、関西地域を拠点とする企業や金融機関が20%を保有する。本社は大阪に置かれ、代表取締役社長にはオリックスの山谷佳之氏、代表取締役副社長にはヴァンシ・エアポートのエマヌエル・ムノント氏が就任する。

事業の開始時点において、取締役は9名(うち社外取締役7名)で構成し、3名の社外取締役は監査等委員を兼務する予定。現時点では、オリックス・シニア・チェアマンの宮内義彦氏、オリックス執行役副会長の西名弘明氏、ヴァンシ・エアポート会長兼CEOのザビエ・ウリア氏、ヴァンシ・エアポートCOO(コンセッション担当)のピエール・コピ氏、ヴァンシ・エアポート社長兼CEOのニコラ・ノートバール氏が社外取締役に就任する予定。

関西エアポート社の概要は以下のとおり。