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アジア・太平洋の観光大臣会合、「リマ宣言」採択で人材育成の重要性など盛り込み、各国の政策を紹介

第9回APEC観光大臣会合が2016年5月28日~29日、ペルーのリマで開催された。観光庁によると、今回は加盟国が各国の観光政策などを紹介するとともに、航空連結性の推進や渡航円滑化のための環境整備、観光産業の人材育成について議論を実施。日本からは今年3月に策定した「明日の日本を支える観光ビジョン」を紹介した。また、渡航円滑化の取り組みとして行なわれている「旅行者に優しい空港の開発プロジェクト」の事例研究対象に選ばれている成田空港の調査報告と今後の進め方の提案を行なった。

今会合では「リマ宣言」を採択。観光が、産業創出や経済成長、持続可能な発展、平和に対する重要な役割を果たすことと共に、航空連結性の強化や観光産業の人材育成の重要性などが盛り込まれた。