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ユナイテッド航空、ハリケーン被害で米ヒューストン便を一時停止、8月31日まで空港閉鎖も

テキサス州ヒューストンで発生した洪水の模様(AP通信)

ユナイテッド航空(UA)は、2017年8月31日正午(米中部標準時間)まで、テキサス州ヒューストンのジョージ・ブッシュ国際空港でのオペレーションと、同空港への路線を休止する。ハリケーン「ハービィ」の影響により、空港と周辺道路の状況が安全ではないことが理由。

これに伴い、同社では利用客に対し、悪天候による免責条項の適用を延長。代替便への振り替えなどに手数料なしで対応する。

8月29日(日本時間)現在、ユナイテッド航空が旅客向けに提供している緊急対応策は次の通り。

同社によれば、予約の変更の際は、通常よりも待ち時間が長くなっており、特に電話はつながりにくい状態。今後も、天候状況やテキサス現地の被害を確認しながら、最新情報をツイッター(@United)やウェブサイト(https://www.united.com/)で発信していく方針を示すとともに、予定便のフライト状況をアプリやウェブサイトで確認するよう勧めている。

なお、同社では専用ホームページ(https://www.crowdrise.com/UAHarveyRelief)を通じて、テキサス州の被災者向けの救援・募金活動も開始。8月27~28日には、ヒューストン空港へ救援物資を搬入。そのほか、自社マイレージ会員には寄付を呼びかけており、50ドル以上を寄付したユナイテッド・マイレージ・プラス会員にはボーナスマイルを加算するとしている。