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訪れてみたい日本の「アニメ聖地88」、2019年版の選定リスト発表、人気投票は75%が海外から

アニメツーリズム協会はこのほど、訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2019年版)」の選定リストを発表した。世界中からの人気投票にもとづき、アニメ業界や地域関係者と協議をして選定したもの。今年は、福島県伊達市「政宗ダテニクル」、群馬県館林市「宇宙(そら)よりも遠い場所」など、88作品中22作品を新たに選定。施設・イベントでは長崎県 五島市の「五島の雲 山本二三美術館」など3作品が選ばれた。

「アニメ聖地88」は、日本のアニメ産業や国内各地や企業と連携して進める「アニメツーリズム」の隆盛に貢献することを目的に、2017年から選定を開始。今回は2018年6月から8月に投票をおこなった。

両年とも海外からの投票が多く、前年は海外が6割で国内が4割だったのに対し、今年は海外比率がさらに伸びて75%に至った。今年投票があった国は合計75か国で、投票者が最も多かったのは台湾。次いで中国、香港、韓国、タイと続いた。アジア以外には、メキシコやアルゼンチンなどの南米、イタリアやスペインといった欧州までからの投票があったという。

投票は「行ってみたいアニメ聖地」と「行ってみたいアニメ聖地」に分けておこなわれており、日本国内では「行ったことがある」聖地に投票した人が約7割。海外では「行ってみたい」聖地の比率が6~7割に至った。

2019年版で新たに選定された作品は以下のとおり。

訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2019年版・新規選定分)

※作品タイトル(都道府県 市区町村名)

作品の舞台・モデル

施設・イベント(2019年新規選定分)

選定された聖地の全件は以下から一覧できる。