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ANAの「アバターXPRIZEコンペティション」、16カ国38チームが準決勝に、日本からは8チームが進出

ANAが進めている総額1000万ドルの「アバターXPRIZEコンペティション」で、16カ国38チームが準決勝に進んだ。今年2月に第2次選考が行われ、厳正な審査の結果、77チームから絞られた。準決勝には日本から8チームが進んでいる。

アバターとは、人間の感覚、行動、存在感を遠隔地にリアルタイムで展開するもの。実現には、ロボティックス、VR、AR、センサー、通信、ハプティックス(触覚)技術などさまざまなエクスポネンシャル・テクノロジー(指数関数的に急成長している技術)が必要とされている。

「ANA AVATAR XPRIZE」が2016年10月、XPRIZE財団によって賞金レースのテーマに採用され、4年間の国際賞金レースが開始された。

ANAは、2019年4月にアバター準備室を開設。昨年4月にavatarin(アバターイン)を創業し、アバターロボット「newme」などの普及を進めているところ。さまざまな自治体や民間企業での活用も拡大させている。