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中国政府、日本人旅行者へのビザ免除再開を検討開始、日本政府に相互往来の協力も求める

写真:ロイター通信

中国外務省は2024年1月29日、中国を訪れる日本人旅行者に対するビザ免除の再開について、「真剣に」検討を始めたことを明らかにした。これは、中国外務省の汪文斌報道官は定例記者会見で明らかにしたもの。

汪報道官は、日本政府が両国間の人の往来を容易にするために、中国政府と協力することを期待すると述べた。現在、中国人が日本に入国するためにはビザ取得が必要となっている。

新型コロナ以前、日本人旅行者は、最長14日間の滞在であれば、ビザ免除で中国に入国ができた。

中国政府は、昨年12月1日から今年11月30日までの期間、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、マレーシアの6カ国の一般旅券所持者を対象にビザ免除措置を実施している。また、28日にはタイと中国の両政府が両国間の観光客などの往来を促進するため、ビザを相互免除することで合意したところだ。

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。