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JR西日本が古民家再生など手掛ける企業らとタッグ、歴史的建築物活用で地域活性化へ

西日本旅客鉄道(JR西日本)と古民家等の再生事業を手掛けるNOTE(ノオト)、バリューマネジメントは、JR西日本エリアでの歴史的建築物を活用した地域活性化を図る業務協力で協定書を締結した。古い街並みの再生や魅力的な宿泊施設の運営など、同エリアにおける観光の活性化と鉄道利用の促進に取り組む。雇用創出などによる地域経済の循環を図る方針だ。

NOTEとバリューマネジメントはこれまでも、兵庫県篠山市などで再生した古民家などを活用した宿泊施設や商業施設、婚礼事業の運営を行なってきた。この両者が取り組んできた、その土地の文化や歴史を実感できる形での再生を目指すNIPPONIAのホテル事業などを、JR西日本エリアでも検討し、推進する。特に瀬戸内エリアや山陰エリアなどでの展開を視野に入れている。

具体的な開発については、地元自治体や企業、金融機関などと連携して推進する方針だ。

なお、NOTEに対しては、JR西日本グループのコーポレートベンチャーキャピタルであるJR西日本イノベーションズが出資を決定。第三者割当増資で、株式比率27.4%となる450株を引き受ける。資本金は4400万円(資本準備金を含む)。