ハワイ州観光局(HTJ)は、同局が最優先で取り組んでいるレスポンシブル・ツーリズム(責任ある観光)について、特設サイトを開設した。HTJが推進するレスポンシブルツーリズムは、ハワイの自然や文化を守り、住民の生活と旅行者の体験を多様で豊かなものにすること。特設サイトの開設は、この考え方を実践するためのキャンペーン「マラマハワイ~地域にやさしい旅を~」を日本で本格展開するためのものだ。
同キャンペーンの目的は、観光に関わる全ての人がその土地の自然環境や文化に与える影響に責任を持つことで、よりよい観光地をつくること。
特設サイトでは、ハワイ州政府やHTJ、観光関連企業、NPOなどによる自然保護や文化継承の活動を発信。そのために旅行者ができることやハワイで参加できる社会貢献活動、メッセージ動画などを公開する。また、ハワイ版SDGs「アロハプラスチャレンジ」1の目標と達成状況も紹介する。
さらに今後は、日本の企業やNPO、教育機関、専門家などと連携したキャンペーンを展開する方針だ。