ボーイングは2013年3月17日、ボーイング787型機の問題に対する解決策を、米連邦航空局(FAA)が承認したことを発表した。米国連邦航空局の承認を受け、ボーイング会長、社長兼CEOのマックナーニ氏は「787型の飛行再開に向けた大きな一歩となる」とコメントした。
ボーイングが解決策を提出したのは、2月下旬のこと。「バッテリーの設計の改良」「バッテリーの機能性の向上と品質向上」「新しい格納・排気システムの導入」の主に3つの改善策で構成されている。また、米連邦航空局は2機を使用したフライトテストも承認しており、今後ボーイングでは飛行再開に向けたテストを提案通りに実施していく。