【図解】訪日外国人数、2025年1月は41%増、単月最多の記録も塗り変え、春節で中国市場は2.3倍 -日本政府観光局(速報)

日本政府観光局(JNTO)によると、2025年1月の訪日外国人旅行者数(推計値)は、前年比40.6%増の378万1200人となり、2カ月連続で単月の過去最多を更新した(2024年1月は268万8478人)。2023年の149万7472人と比べると約2.5倍となり、活況が続いている。

地域別では、中国が98万300人(2024年比135.6%増)と最多に。韓国が96万7100人(同12.8%増)、台湾が59万3400人(同20.5%増)、米国が18万2500人(同38.4%増)、香港が24万3700人(同30.8%増)と続いた。

韓国、台湾、豪州(同35.3%増の14万200人)では、単月の過去最高を更新。中国や香港、マレーシア、米国、カナダ、英国など17市場で1月の過去最高を記録した。また、重点市場の23市場のうち、タイ(同6.9%増の9万6800人)を除く22市場が2ケタ増となった。

JNTOによると、アジア圏の旧正月(春節)が昨年の2月から、今年は1月となったことから需要が大幅に高まった。また、豪州や米国などからは、スキーをはじめとしたウィンタースポーツ目的の旅行が、需要を押し上げた。

訪日外国人数の月次推移と市場別の数値は以下のとおり。

※本グラフはコピー&ペーストで自由に転載可

JNTO資料(対2024年比)より

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…