日本政府観光局(JNTO)によると、2024年11月の日本人出国者数(推計値)は117万5100人となった。2019年比では28.4%減(2019年11月の実数は164万2333人)、2023年比では14.4%増(2023年11月の実数は102万7110人)だった。
航空データOAGよると、2024年11月の国内主要空港(成田、関空、羽田、福岡、名古屋、札幌)発の国際線は、便数が2019年比1.3%減の2万547便(278便減)、席数が同0.6%減の481万9954席(2万8520便減)となった。
主要6空港の個別実績を見ると、羽田空港(便数31.9%増の4626便、座席数25.5%増の114万2302席)と福岡空港(便数28.2%増の1260便、座席数40.5%増の40万6352席)が好調。特に福岡空港の座席数は、2019年比で4割増となった。次いで、回復傾向にある関西空港は、便数が5.9%減の5503便、座席数が2.6%減の124万4442席となった。
日本人出国者数の月次推移は以下のとおり。