訪日外客数の好調続く、90万人台で過去2番目の記録 -2013年6月

日本政府観光局(JNTO)によると、2013年6月の訪日外客数(推計値)は前年比31.9%増の90万1000人となり、単月ペースで過去2番目の数値となった。過去最高だったのは90万人をはじめて超えた2013年4月で、今回はそれに続く記録。JNTOは、閑散期といえる6月に大きな伸びを示した要因を、広告プロモーションや旅行商品造成の支援、震災後の訪日旅行意欲の回復、円高の緩和による割安感だとしている。また、市場毎にみると2013年6月に過去最高を記録した史上は、韓国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、ベトナム、インド、フランスでアジアを中心に各方面にわたった。

2013年1~6月の上半期の累計としては、前年同期比22.8%増の495万5千人。これまで過去最高だった2008年上半期の433万7千人を大きく上回る結果となった。JNTOは、7月以降について、東南アジア諸国におけるビザ緩和の実施を追い風に2013年の訪日外客数1千万人目標達成に向けてプロモーションを強化する。

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