訪日外客数、過去最高の100万人台を記録 -2013年7月

日本政府観光局(JNTO)によると、2013年7月の訪日外客数(推計値)は前年同月比18.4%増の100万3000人となり、単月で過去最高の100万人台を記録した。これまで7月として過去最高だったのは2010年の87万9000人で今回の数値はそこから12万4000人増、また単月として過去最高だった2013年4月を8万人上回る結果となった。

国別にみると、東南アジア諸国のビザ緩和が追い風となり、短期滞在査証の免除措置が行われたタイが前年同月比84.7%増、マレーシアは同25.2%増と特に好調。JNTOは、この結果についてビザ要件緩和の他、夏の旅行シーズンによる需要の高まりを背景に継続して行ってきた訪日旅行のプロモーション効果、円高の是正による訪日旅行の割安感の浸透、航空座席供給量の増大を理由として挙げている。また、2013年の訪日外客数目標の1000万人に向けて、さらにプロモーションを強化していく考えだ。



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