ペルー政府観光庁(PROMPERU)は、この秋、アジアにおける観光プロモーションを強化する。同庁によると、近年のア ジア・ペルー 間における貿易関係の急成長を背景に、アジア地域 、特に日本韓国中国からの入国者数は 過去 3年連続で増加。日本人入国者数は、 2012 年には56,526 人(前年比 29% 増)、 2013 年度も第一四半期で 前年比 20%増を記録しており、この追い風にのって消費者へ直接訴求できるイベントへの出展や取り組みを強化する方針だ。
ペルー政府観光庁は、2013年5 月18 日から26 日、香港、台湾、シンガポール、日本の旅行会社から担当者をファムツアーに招待し、期間中にはペルー現地のサプライヤーとの商談会も開催。日本のメディア向けにはプレスツアーを3 月、8 月、9 月、10 月の3 回実施、参加者はリマ、クスコ、マチュピチュ、アレキパ、イキトスなどの観光地を巡り、ペルーの文化、自然、食といったテーマで取材した。
また10 月22 日から25 日に香港および台北にて開催される、アジア市場を対象とした旅行業界の商談会「ITB アジア」ペルーの旅行関連4 社とともに出展し、シンガポール、香港、台湾、韓国、インド、マレーシア、タイの担当者との商談も行う予定。さらに10 月28 日から30 日の期間中、ペルー政府観光庁主催の「ディスティネーションセミナー&ワークショップ」をペルーのインバウンド・オペレーター8社とともに、香港と台北にて開催する。